(焼そば その19)○ 「四季物語 冬のときめき 焼そば」(マルちゃん)季節性のないカップ麺が多い中、春夏秋冬の旬の味をうどん、らーめん、焼そばで届けてくれる四季物語から季節限定として冬のときめき焼そばの登場です。 うどんとらーめんで真鱈を使うことは何となく理解できましたが、焼そばの具材にも真鱈が入っているとは思いませんでした。焼そばに合うのか気になるところです。 お湯を入れて3分、よく湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体ソースを入れて軽くかき混ぜ、粉末ソースを入れてよくかき混ぜてから七味唐辛子をかければ完成です。 早速、麺を一口いただきます。オイスターソースの風味がしっかりと効いているマイルドな味わいを楽しむことができ、最後に入れた七味も良い存在となっています。 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、どちらかといえば細めですがコシの良さというのがよく解り、ベタベタまとわりつかないというのが良いです。 具は真鱈、ハクサイの2種類となっており、最初はこの組み合わせで大丈夫なのかと思ったのですが、和風タイプのソースのおかげで違和感なく美味しくいただけます。 これまでの焼そばの常識では考えられない組み合わせなのですが、普通の麺料理として成立している味わいを楽しめるような一品。まずは試しに食べてみるべき一杯です。 ○ 「UFO BIG テリヤキ&マヨネーズ」(日清) 日清のカップ焼そばとして長きに渡って愛され続けているUFOシリーズのBIGとモスバーガーの共同企画としてテリヤキ&マヨネーズが登場しました。 テリヤキバーガーの元祖であるモスバーガーが監修しているということは本格的なテリヤキソースの味わいを楽しめそうです。やきそばとの相性の良さはどんな感じか。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから液体ソースを入れてよくかき混ぜ最後にマヨネーズをかけたら完成。テリヤキとマヨネーズの混ざった良い香りがします。 早速、焼そばとは思えない香りがする麺を一口いただきます。醤油ベースで甘めのソースとマヨネーズの酸味が良い感じで合わさっているので美味しくいただけます。 また、少しコッテリとしている感じもしますが、麺自体のコシがしっかりとしているので食感の良さを楽しむことができ、ボリューム感も満足するものがありますね。 具は肉、キャベツ、レッドベルペパーの3種類。肉は大きめのダイスミンチとなっており香辛料の風味が効いていて、キャベツは大きめなので歯応えと甘さを楽しめます。 テリヤキソースとマヨネーズのコンビネーションの良さというのを楽しめるような一品。モスバーガーのあの美味しさを麺と一緒にいただける斬新なアイデア焼そばです。 ○ 「がんばれ!受験生 あんかけ風で願掛け焼そば」(マルちゃん) 受験シーズンになるとダジャレとともに店頭に現れることでお馴染みとなっている頑張れ!受験生シリーズからあんかけと願掛けをかけた焼そばが登場しました。 受験生のためということなのですがカップ麺マニアにも見逃せない企画商品です。脳に良いDHAが入っているということも受験生だけじゃなく中年にも魅力的なのです。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を剥がして再びお湯を入れてあんかけの素を入れてよくかき混ぜれば完成。生姜のとても良い香りが漂ってきました。 早速、麺を一口いただきます。あんかけということで普通の焼そば感覚で食べると火傷をしそうな熱さとなっており、生姜とオイスターソースの味わいがとても良いです。 麺自体はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、まあまあのコシの強さに対してあんかけのとろみが合わさったことにより絶妙な食感というのを楽しめますね。 具はキャベツ、ニンジン、紅ショウガの3種類となっており、キャベツとニンジンはあんの美味しさに合う甘さとなっており、紅ショウガは全体の風味を演出しています。 生姜の風味がたっぷりと効いているあんの美味しさがとても魅力的な一品。生姜作用により身体もポカポカと温まるので冬の夜食にピッタリの一杯となっています。 ○ 「UFO 濃厚甘口ソース ぶっとリッチ」(日清) 日清のカップ焼そばで真っ先に思いつくのがUFO。そのお馴染みとなっているUFOにも太麺の波が押し寄せてきました。濃厚甘口ソースでぶっとリッチの登場です。 UFO史上最太めんということで「ぶっと」大盛りキャベツということで「リッチ」ということなのですが、この組み合わせになるとどのような味わいなのか楽しみです。 お湯を入れて5分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし液体ソースをかけて麺によく絡ませるようにかき混ぜれば完成。ソースのとても良い香りがしてきました。 早速、麺を一口いただきます。普通のソース焼そばのような強い酸味というのが無いのですんなりといただけるとともに、甘めで濃い味わいとなっているのが良いですね。 麺そのものは太めで焼そばといった雰囲気はなく他の麺料理のようです。ただ、モチモチとした食感と喉ごしの良さは格別なものとなっているので間違いなく旨いです。 具は豚肉とキャベツの2種類。豚肉は薄めの味付けなのですがソースが染みているので良い味わいとなっており、甘くて食感の良いキャベツはタップリと入っています。 焼そばの常識からかけ離れた太麺と甘めのソース、さらにタップリキャベツが心もお腹も満足させてくれる一品。さすがUFOと納得できる味わいとなっています。 ○ 「やきそば弁当 たらこ味」(マルちゃん) 北海道限定でスープ付きのカップ焼そばとしてお馴染みとなっているマルちゃんの焼そば弁当。そのシリーズに新たな顔の一つとなりそうなたらこ味が登場しました。 今までこの味が登場しなかったのが不思議なくらいとなっていますが、逆にこの味が登場するまでに完璧に仕上げたということも考えられます。はたしてその味わいは。 お湯を入れて3分、中華スープを作ってから余ったお湯をしっかりと捨てて、蓋を剥がして特製油と粉末ソースをかけてよくかき混ぜてからふりかけをかければ完成です。 早速、スープを一口いただきます。油揚げ麺の出汁が効いていてコクのある中華スープが成立しているといった味わいなので、これにはまったら他は飲めないでしょう。 麺そのものはタラコと青海苔の風味がとても効いているソースとの絡みを心地良く楽しむことができ、クオリティの高さはかなりのものがあるといって過言ではないです。 具はタラコ、青海苔、長ネギの3種類となっており、しっかりと具材として味わうことは出来ませんが、風味というのを堪能できるようになっているといった感じです。 タラコの風味と味わいを心ゆくまで楽しむことができる一品。北海道限定ではなく全国進出すればいいなと改めて思うことができる一杯となっています。 ○ 「JANJAN たらこ味」(エースコック) 斬新な形をしているカップとソースが練りこまれた麺で2010年の大ヒット商品となったJANJANに新たな仲間が登場。その名もたらこ味ということです。 たらこ味でソースが練りこまれた麺なのかと心配したのですが、今回は醤油が練りこまれているとのこと。たらこと醤油ということで間違いなく美味しいと予感しました。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから調味たれとふりかけを入れてよくかき混ぜれば完成。タラコとマヨネーズを合わせたような良い香りがしてきました。 早速、麺を一口いただきます。思ったよりタラコの風味が強くなくほんのりとマヨネーズの風味を感じることができる程度なので癖が無く食べやすいといった感じです。 麺そのものはノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、少しベタ付くような感じはしますが、醤油が練りこまれているので味にバラツキがなく美味しくいただけます。 具はキャベツ、タラコの2種類となっており、キャベツは特有の甘さとシャキシャキ感というのを楽しむことができ、タラコは風味付け程度の量だけとなっています。 控え目のタラコの風味と醤油が練りこまれている麺の美味しさを楽しむことができる一品。タラスパ並にもう少しタラコの風味があっても良かったなと思いました。 ○ 「昔ながらのソース焼そば つやもち麺」(マルちゃん) マルちゃんのカップ焼そばとしてお馴染みとなっている昔ながらのソース焼そばなのですが、新製法のつやもち麺に生まれ変わって再登場しました。 スープと麺で勝負するラーメンと違って焼そばは麺の良し悪しが美味しさにかなり影響します。新製法の麺がどのくらい美味しくなっているのか食べるのが楽しみですね。 お湯を入れて3分、しっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がして液体ソースを入れて軽くかき混ぜ、粉末ソースを入れてかき混ぜてからふりかけをかければ完成です。 早速、ソースとふりかけの食欲をそそる香りが漂う麺を一口いただきます。濃いめで少し香辛料の風味を感じるソースとなっており次も食べたくなる旨みがあります。 麺そのものはたしかに従来のものと全く違う食感というのがよく解ります。コシの強さがしっかりとしていてベタ付き感は一切無くなっているのでかなりの美味しさです。 具はキャベツ、青海苔の2種類となっており、キャベツはタップリと入っているので食べごたえがあるとともに、青海苔は焼そばならではの風味を楽しむことができます。 昔ながらと言いながらしっかりと美味しさがアップしているということがよく解る一品。懐かしさと新しさを同時に味わうことが出来る新時代のカップ焼そばです。 ○ 「凄太 昔ながらのソース焼そば つやもち麺」(マルちゃん) マルちゃんのカップ焼そばとしてお馴染みとなっている昔ながらのソース焼そばにもついに太麺ブームが波及してきました。しかも、新製法のつやもち麺も合わせ技です。 普通に太いのではなく凄く太いということが今までに無い食感を楽しませてくれそうな予感がします。昔ながらの味と新時代の食感の融合はどんな感じなのか楽しみです。 お湯を入れて5分、火傷に気をつけてしっかりと湯切りをしてから蓋を全部剥がし、液体ソースをかけてよくかき混ぜてから最後にからしマヨネーズをかけたら完成です。 早速、お馴染みの焼そばソースらしさ満点の香りが漂う麺を一口いただきます。ソースとマヨネーズの酸味がとても良く濃いめのソースの味わいもなかなか良い感じです。 麺自体は太めというか間違いなく太いちぢれ麺となっており、その歯応えの良さはなかなか他では楽しめるものではないくらいとなっていてかなり新鮮な感じがします。 具は、麺やソースの味に徹底したこだわりがあるのでキャベツのみで十分といった感じで、そのキャベツも少しだけ入っているので横道に逸れない美味しさを楽しめます。 今までの美味しいソース焼そばと新時代を担う太麺のコラボがとても印象的な一品。いつかはこの麺も昔ながらと呼ばれる時が来るのかと思うと少しグッときますね。 ○ 「東京浅草 ソース焼そば 染太郎推奨」(ヤマダイ) 東京浅草の染太郎店主が推奨するカップ焼そばが登場しました。まるで下町のソース焼そばを思わせるような味わいというのを楽しめそうな予感です。 パッケージの仕上がりも下町そのものなのでまず最初に目で下町さを感じることができます。そして染太郎がどんな店なのか解りませんが間違いなく美味しそうですね。 お湯を入れて3分、火傷に気をつけながらしっかりと湯切りをし、蓋を全部剥がしてからソースを入れて麺に絡むようよくかき混ぜ、最後にふりかけをかければ完成です。 早速、ソースと紅ショウガの混ざった香りがする麺を一口いただきます。ソースの酸味と紅ショウガの風味と海苔の香ばしさが同時に広がってくるような美味しさです。 麺そのものは多少ベタつき感はあるもののそんなに気になるものでもなく、コシの強さはまあまあといった感じとなっているので、美味しくいただくことができます。 具はキャベツ、紅ショウガ、天かす、刻み海苔の4種類となっており、何よりも後入れの紅ショウガと刻み海苔の風味と天かすの香ばしさがソースによく合っています。 様々な香りの良さが集結しているのに加えてしっかりとしたソースの味わいも楽しむことができる一品。後入れかやくの活躍ぶりがとても良い感じとなっていますね。 ○ 「一平ちゃん 夜店の焼そば ツナマヨ 醤油味 フレーク1.5倍」(明星) いっぺん食べたら、やめられないということでお馴染みとなっている一平ちゃん夜店の焼そばのツナマヨ醤油味がツナマヨ風味フレーク1.5倍となって登場しました。 ツナマヨフレークが多くなったということはツナの風味がアップしたということです。そしてツナと大親友のマヨネーズも付いているということでハズレはないでしょう。 お湯を入れて3分、火傷に注意しながらしっかりと湯切りをして蓋を全部剥がし、ソースをかけてよくかき混ぜてから辛子マヨネーズとふりかけをかければ完成です。 まずは、ツナマヨの思いっきり食欲をそそる香りが漂う麺を一口いただきます。食べた瞬間に辛子マヨネーズの風味を感じることができ、ツナの味わいも楽しめます。 また、ソースが醤油味ということでサッパリとした後味となっており、麺そのものが細めということで食べやすいのに加えてモチモチとした食感も楽しむことができます。 具はキャベツ、ツナフレーク、刻み海苔の3種類。キャベツはシャキシャキ感と甘さを楽しむことができ、ツナフレークは量が増えたので風味の良さもアップしました。 辛子マヨネーズとツナの合わさった風味とともに醤油のサッパリ感も楽しむことができる一品。ソース味の焼そばと違った美味しさというのを堪能できる一杯です。 ジャンル別一覧
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